手術諸々が決まった話
里帰り手術をすべく実家付近の病院に行ってきました。
実母が付き添いに来てくれ。
そして実父も午後半休を取って来てくれました。
なんてありがたい…今回は孫無し帰省だしなんだか申し訳ない気持ちになってたけど、何歳になっても子供として大切に思ってくれてるのかなって。
涙腺がゆるむ…
診察の結果
関東の病院からMRIとレントゲンの結果を送付済みだったので、今日は診察だけ。
診察室には母が付いてきてくれました。
診察室に入るとドラマに出てきそうな綺麗で短髪のシルバーヘアー&銀縁眼鏡の先生が、青いオペ着みたいのの上に白衣を着ていました。
できそうな先生だ…
「関東の先生から症状等詳細貰ってるので今日やる事は手術日の相談くらいですね。」
あらそうなのね…と顔を見合わせる私と母。
「病名聞いてきましたか?」
は、はい…
「言ってみてください」
(学校の先生のようだ…)
繊維性&@&¥@&?/-&@...と聞いています。
(「繊維性ほね異形成」なのか「繊維性こつ異形成」なのか自信なくてもごもご…)
「え?なんだって?もう一回」
(これは本当に先生のやつだ…)
繊維性こつ異形成です!
「素晴らしい。その通りです。繊維性異形成ですね。」
(あれっ、そもそも病名の中に「骨」の文字入らないのね…)
母:原因はなんなんでしょう?カルシウム不足でしょうか?
「カルシウムは関係ないですね。この病気は基本原因不明ですが、恐らく小さい頃の骨の成長過程で既に発症してたんでしょう。」
(要は成長期の時からすでにゆっくり病気は進行してたんですね。
妊娠中とか歩けないほど痛い時期もあったけど、よく我慢したね!と医者に褒められました。やったー)
「どんな手術をするか聞きましたか?」
(また先生のパターンか!今度ははっきり喋ろう…)
腫瘍部分を掻き出して人工骨などで埋めると聞いています。
これを聞いて眉間にシワの寄る先生。
えっ、なんか間違えた…?
「うちでは腫瘍は掻き出さず、骨が折れないように補強する方法を取っています。
腫瘍を掻き出してもすぐに再発するケースが多く、完治は難しいでしょう。
その状態で骨が折れる治る折れる治る…を繰り返しているうちに骨が変形し、股関節の付け根の部分がオジキするような格好になる。
そうすると痛みは勿論でるし、片足が短くなっていくので歩行にも支障が出るようになります。」
(ええーーーーー!!
話が違うじゃないか!!)
「なので今では腫瘍は掻き出さず、骨を補強するために金属を入れる方法が主です。
ほとんどの病院がこの方法を取ってると思うんだけど、関東の彼はまだ腫瘍を掻き出す方法なんだね…彼もよく勉強してるはずだけど…」
(どうやら関東の先生とは同僚なようで、よく知ってる様子。軽くディスった…?)
金属を入れたら日常生活にはどれくらいで戻れるんでしょうか…?
「術後1週間程度入院してもらいますが、退院後はすぐ日常生活に戻れます。場合によっては一時的に片方松葉杖ついてもらうかもですが、ほぼ生活に支障はないです。」
(えええええーーーーー!!!
全然聞いてた話と違うじゃないか!!
2週間の入院後3ヶ月は松葉杖生活と聞いて覚悟してただけにあまりにも寝耳に水。
でも思ったよりも短期間の治療になるとのことでニヤニヤが止まらない母と私。)
「とりあえずうちの病院でやるなら金属を入れる方法一択です。緊急性はない手術だけど、どうします?」
やります!お願いします!
という事で、地元での手術を決めてきました。
年内完治を目指していたので一番近い9月中頃で予約。
急患が入った場合、緊急性のない患者さんには手術日を譲ってもらいますが…とのことでした。
どうぞどうぞ勿論です。
手術の日まであと3週間。
意外とすぐです。
それまでに書類記入したり高額医療の申請をしたりと事務仕事が盛りだくさん。
あとは術後、しばらく息子と一緒に実家のお世話になる予定なので、息子の秋物の服など用意せねば。
医者によってこんなにも治療方針が違うものかと唖然としましたが、思ってたよりも短い期間で良くなったことご何より嬉しい。
まぁでも、病院選びは大切ということですね。
セカンドオピニオンが大事という意味もちょっと理解。
うどん大好物です
診察後、手術に向けて尿検やら血液検査やら一連の検査を済ませてようやく帰宅しました。
帰りにみんなで和食ファミレスに寄りました。
うどん美味しい
今日までの間、両親はとても心配して色々調べたり電話したりしてくれてたそう。
食後お茶を啜りながら母が言った言葉が印象深い。
「五体満足に産んだつもりだったんだけどなぁ」
いやいや。ここまで育てていただいて。
十分すぎるよマミー。
本当に本当に、両親に心から感謝です。