柔軟な会社と働きやすさの話
今日は夫と息子はじめての電車2人旅に出ました。
と言っても電車時間は1時間ない位ですが、なかなか大変だった様子。
息子は最近ママ期なのか、私が居ないと不安定になるようなので、そのせいもあって余計に愚図ったのかも。
これから2人に合流しに行きます。
約10時間ぶりの息子。泣くかも(私が)。
柔軟な会社ってなんだ
最近社内で色んな事情があって、以前よりも若干管理体制が強化されました。今まで支社長の独断で決められていた給与体系の是正と、経費精算時のエビデンス提出の徹底が主な強化項目。
最低保障給与+歩合という給与体系を売りにしていましたが、この歩合の部分がフンワリしていて、支社長の私的で適当な感覚で給与が決定されていました。
考えてみれば地方ベンチャー企業勤め時代もこんな感じだった気がする。
大企業の給与体系はよく知らないけど、中小企業ではよくあることなのかなぁ。
経費精算についてもこれまたフンワリで、エビデンスがなくても申請書さえ書けば何の追求もなく当該金額が支払われる仕組みでした。
これまた前職時代も同じく、交通費に関しては特に外出の目的と経路さえ申請すれば金額は支払われていました。
この度大企業から転職してきた方が総務部長的なポジションに配属。
そこから給与体系の是正と経費精算の徹底がスタートしたわけで。
支社長のお気に入り割増が適用されていた社員の給与は一応定められた会社規定の給与に。
経費は領収書提出が必須に。
ここまではまぁ、当然と言えば当然なのかな。
問題は、交通費のところ。
最近はSuicaだのPASMOと言ったICカード乗車券が一般化してきていますが、これらICカード乗車券の履歴を印字し提出することが義務付けられました。
これ、必要??
というのが、社員からの声。
かく言う私も、息子を抱っこしながら汗ダクになって買い物したりする毎日。
財布を出している余裕はありません。
そうすると便利なのがPASMO。
PASMOでピピッと会計を済ませてしまいます。
そうすると私のPASMO履歴印字は、物販物販物販物販物販物販物販物販物販物販物販物販…
履歴は直近100件分しか印字できないので、1ヶ月分丸々の出力が出来ないことも多々。
月に何度も履歴印字をする羽目に。
と、まぁこれは私が仕事用とそれ以外でICカードを分ければ良いだけの話なのですが。
例えば客先に常駐している社員さんもいる当社では、ただでさえ客先提出用の報告書類作成もあるのに、自社用に書類作成して履歴印字して…となると、なかなかの手間と負担が掛かるようで。
総務側に社員からクレームが来るようになりました。
特に支社長割増給与が是正された社員からはやってられないと非難囂々。
色々調べた所、ICカード乗車券を使って経費不正利用をするケースが増えていて、税務署としてこれの対策をするよう企業に求めているとのこと。
履歴印字は面倒だけど、会社としては必要な措置のようです。不正抑制のために。
「前の方が柔軟な対応をしてもらえて良い会社だった。今は働きづらくなった。」
働きやすさって何なんだろうと考えてしまいます。